ピンクの象を想像しないでください【解決志向ブリーフセラピーの4つの発想の前提】とは

4つの発想の前提

解決志向ブリーフセラピーには3つの中心哲学とともに、4つの発想の前提があります。それは以下の4つのことです。

  • 1変化は絶えず起こっておりそして必然である。
  • 2小さな変化は大きな変化を生み出す。
  • 3解決について知る方が問題と原因を把握することよりも有効である。
  • 4クライアントは自分の問題を解決するリソースを持っている。解決策を生み出すのはクライアント自身である。

これが4つの発想の前提です。

解決について知ることが有効

この4つのなかで、一番私の心に響いたのは、3の考え方です。

「解決について知る方が問題と原因を把握することよりも有効である」

これが一番惹かれる考え方です。

意識したものをより強く認識する

みなさんは、こんなことばをなげかけられたことはありますか?

「ピンクの象を想像しないでください。」

こう言われてありえないと思ってもピンクの象を想像しない人はまずいません。

人は、ピンクの象と言われた瞬間にピンクの象を想像してしまうものです。

意識を向けるものをより強く意識、認識してしまうものです。

そして、意識したものをより強く認識するようになります。

たとえば自動車の車種を教えてもらったあとに、往来でその車種がやたらと目につくようになるとかです。現実にその車種が多くなったわけではないのです。

カラーバス(color bath)とかもこの類ですね。

良いものを意識する

問題と原因を把握しようとしてそれらを深掘りしていきますと、もちろん出てくるのは問題と原因ばかりです。その周辺の事象が出てくることがあっても、自分がどういう風になりたいかとか理想像とか、改善された状況などは意識の上に出て来にくいです。

問題や原因などばかりを意識していると、負荷がかかっている状況ですから、クライアントさんの身体のためにもよくないと思います。

自分の理想像や状態が、思考に出てくる状態にするためには、解決の状態つまり自分の理想像や状態について意識していくほうがよいのです。

意識するために質問する

では今そういった状態ではない中で解決をクライアントさんに意識してもらうためには、何が大切か。

それは質問です。

そしてその質問でクライアントさんにしっかりと意識をしてもらって、発想の前提4のクライアント自身が自分の問題を解決する資源を持っているということを前提に、クライアントさん自身の力で解決に向かうように実行していくのが大切なんですね。

ほかの2つの考え方も、より意識していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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