こんなお悩みをいただきました。
お母さんが、
感受性が強いお子さんがHSPだと知って
自分のせいじゃないかと悩んでいる・・・・
こんにちは
自己肯定感カウンセリングの
岸です。
HSPは親御さんのせいではありません!
hSPは病気ではありません。
ハイリー・センシティブ・パーソンの略で、
単純に人一倍敏感な人のことをいいます。
いろんなことに気づきやすいひとたちでもあります。
一昔前にはHSPという言葉はありませんでした。
HSPのお子さんは、HSCといわれ、HSPの子供版です。
HSPは、日本人の5人に1人いるといわれています。
ちなみに私もHSPです。
私もHSPであることでいろんなことを敏感に受けとめすぎてしまい、
つらい思い、イヤな思いをしたことが何度もあります。
でも、HSPとわかったことで、(私はそういう傾向があるんだ)と
とても安心できましたし、
前向きに受け止めることができるようになりました。
そういった意味でこのHSPということばが
世間にでてきたことは感謝しています。
HSPにもいろんな人がいます。
刺激をもらうと疲れてしまうのに、刺激を求めるタイプもいます。
好奇心旺盛なのに傷つきやすい。
こういう人たちはHSS型のHSPと呼ばれています。
HSPには、たとえば、
肌感覚に敏感な人
感情に敏感な人
音に敏感な人
匂いに敏感な人
味に敏感な人・・・
さまざまです。
これらほとんどを持っている人もいるし、
どれか1つ、いくつかだけ、とても敏感だったりもします。
洋服についているタグが痛くて服を着られなかったり。
相手の感情をもらって気分が悪くなったりします。
HSPのひとは
普通の人より感じやすく傷つきやすいので、
大変なこともあるかもしれません。
でも嫌なことばっかりじゃないです。
HSPの感受性の高さは、
天から贈られたギフトかもしれません!
あいての気持ちにすごく共感できたり。
音に敏感な人。絶対音感を持つ人はここに入るかもしれません。
臭いに敏感な人、火事とかすぐわかるかも。
味に敏感な人は食品メーカーの商品開発とかに向いてるかも…
HSPのひとがより上手くいきていくには、
自分が傷つきやすい傾向にあることをみとめること
ココロの境界線をより強く意識すること
やすむことを意識して生活にとりいれること
傷つきやすい・疲れやすい傾向があるとしって、
HSPではない人より、
気をつけることが大切です。
冒頭のお悩みのお母さんは、
「あなたのこどもはそうです」といわれて
HSPという枠があるかのように
考えてしまったのかもしれません。
(普通の人とは)違うから
ダメなのかもって・・・
思ってしまったのかもしれません。
でも、これは程度の差です。
HSPであっても、HSPでなくても、
一人ひとりの性質は一人ひとり違っています。
枠にはめて、ここまでがHSPで
ここからはそうじゃないという線引きは
厳密にはできないでしょう。
あくまでも目安と考えてください。
↓スコア診断↓もあるみたいですけどね。
私は中程度の78でした。
HSPは
自分を知って、まわりの世界との関係を良くするため
の指針として使っていきたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました